安全への取り組み
- Tsukagoshiグループは、基本理念の実現のため、労働安全衛生マネジメントシステムの継続的な改善を図り、労働安全衛生活動を推進するために次の方針を定める。
労働安全衛生方針
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1.「安全への3つの約束」を徹底する。
・横着なことはせず、手順を省略しません。
・焦った時は、一旦作業を中断します。
・いつもと違う場合は必ず上司に連絡します。 -
2.リスク及び機会への影響を評価し、危険源の除去及びリスクを低減するための目標を設定する。
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3.法的要求事項及び社内基準を含めたその他の要求事項を順守し、より一層の労働安全衛生管理に努める。
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4.労働安全衛生委員会を組織し、法的要求事項の他、労働安全衛生に関する教育及び意識向上活動を定期的に実施する。
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5.労働安全衛生方針は、全従業員に周知するとともに社外にも公表する。
管理体制
労働安全衛生管理体制組織図
交通事故・商品事故・労働災害を防止し、お客様に安心を与え、社会にも感動あるサービスを提供するため、下図のとおり、徹底した労働安全衛生管理体制を確立しています。
労働安全衛生委員会
毎月、産業医、安全担当取締役(取締役事業部長)、各営業所で選任された労働安全衛生委員、品質管理課などが集まって労働安全衛生について真剣に議論・検討し安全や健康への取り組みについて情報共有をしています。具体的には、発生した事故事例を基に多角的な視点で対策を考えたり、法律改正などの新しい社会変化の情報を把握したり、各営業所で掲げている事故ゼロに向けた安全目標の進捗状況、安全パトロールや内部監査の指摘事項や改善事項などを報告し合っています。 なお、こちらで話し合った内容は、労働安全衛生委員会議事録を基に出席した責任者が朝礼やミーティング等で共有し、全従業員に周知できる仕組みを整えています。
安全パトロール
現場の責任者が、自部門の作業が安全かつ効率的に行われているかどうか、危険ポイントごとにチェックするためのチェック表に基づいてパトロールをしています。現場に精通したベテラン社員が定常的に見ることで、問題点が早期に発見され、事故の予防に寄与している草の根活動です。
内部監査
品質管理課が全国の営業所を対象とした内部監査を定期的に実施しており、現場検証を通した現場目線と俯瞰的な管理目線の両視点によって危険因子を抽出し、原因を追究したうえで是正処置を行っております。さらには、安全・快適・能率的な職場づくりを目指した5S 活動を基準に職場環境の見直しも促進しております。
教育体制
作業前ミーティング
リーダーは作業を開始する前に、その日の作業手順、作業量、注意事項その他必要事項をメンバーに説明します。次に、各メンバーはその内容を聞いて、その日の流れと注意事項をしっかりと把握してから作業を開始します。また、危険に対する感受性や予知能力を高めるための訓練として、各現場でKYT(Kiken Yochi Training)活動も実施し、何か不明な点があれば、メンバー同士がしっかりと情報共有し、より安全な作業を進められる環境を作っています。
力量評価
作業員の力量を資格、経験年数、年齢、適性、従事した作業内容、お客様の声などの各指標で定期的に評価し、力量に応じて業務を任せていけるように見える化を図っています。また、教育訓練の年間計画を策定する上での情報源としても利用し、各社員の力量を段階的に引き上げていけるように活用しています。